偉人たちの養生訓 パート2

日本人に馴染み深いお坊さんの寿命を思い浮かべてみると、一休さん(88歳)、白隠(84歳)、良寛(74歳)。一休さんは室町時代、白隠と良寛は江戸時代に生きている人です。当時の平均寿命からすれば、いずれも長命です。しかし、意外にもこの3人に共通しているのは、生まれつき丈夫な身体に恵まれていたのではなく、しばしば病をしていました。そして3人とも、そうした体験をもとに、独自の養生法を編み出し、それを実行しました。例えば良寛の養生訓でもある(戒語)を紹介しましょう。

1 . 油濃き魚食うべからず、油のもの食うべからず。

2 、朝寝すべからず。

3 、大食いすべからず。

4 、心にものを隠すべからず。

5 、酒は暖めて飲むべし。

6 、 口そそぎ、楊枝つかうべし。湯浴みすべし。

7 、声を出すべし。

要するに、脂肪分の多い食事を避け。 バランスのとれた食生活を心がけよ。早起きすべし!腹八分目、足ることを知る。ストレスをためない。酒は適量であれば、百薬の長。歯を磨き、体を清潔に。声は腹から出す。たまにはカラオケにでも行って大声で言う声を出すのもいいかもしれません(^ ^)良寛さんは酒とタバコを愛し、自然体で行きたった方です。